

概要
災害大国とも呼ばれる私たちが暮らす日本は、復旧・復興のための多くの「災害ごみ」が生まれます。
その中でも、象徴的なのがプラスチックでできた「ブルーシート」。倒壊した家屋を覆い、雨漏りを防ぎ、災害直後はとても重要な存在です。しかし、その強度と価格の安さから代替品はほとんどなく、災害後には大量に廃棄処分となります。当社は、熊本を拠点に “寄付するクリエイティブ・エージェンシー” として活動するBRIDGE KUMAMOTOと連携し、廃棄処分となるブルーシートをアップサイクルし、開発したエコバック「BRIDGE KUMAMOTO BLUE SEED BAG® KANGAROO (カンガルー)」を2020年7月に発売※(※現在は販売終了)
いたしました。
課題
大量に廃棄される使用後のブルーシートや、端材をアップサイクルすることを念頭に、大量にシートを消費できるもの、かつ制作工程においても端材を出さないような製品にすることを求められた。
解決策
「毎日の中で、できることを考える」をコンセプトに、ブルーシートという一定の強度がある点と、ちょうど同時期に始まったレジ袋削減を目的とした “プラスチック製買物レジ袋の有料化” が、義務づけられた時期と合致していたため、エコバッグという形で昇華しました。
買物はもちろん、植木鉢カバーやアウトドアシーンでも活躍できるよう極力シンプルなデザインにし、
本商品が
REMAKE 【ゴミの利活用】
RETURN 【売上を被災地に】
REMIND 【災害をわすれない】
を親子で “カンガェルー(考える)” きっかけになればという想いを載せたネーミングにつなげました。
総括
本取り組みは、売上の一部を被災地の支援金として寄付を行いました。また、就労支援団体への軽作業委託など、現地にて還元できる仕込みになっており、この活動に賛同者が増加し、アップサイクル(再利用)の輪を広げた取り組みとなりました。


あえて、さらに端材が出るおそれのある持ち手をつくらず、ミニマル・ライフ・バッグにしました。




