- 施設内どこへ⾏ってもワクワクする楽しい空間にしたい。
- 複数のアーティストに描いてもらう、場所によって雰囲気をガラっと変えたい。
- 3名の全くテイストの異なるアーティストが参画。アーティストの感性と遊び⼼を尊重しながら、施設内の6ヶ所に設定されたそれぞれのテーマに合わせて、アートワークを実施した。地域にまつわるモチーフや施設らしいモチーフを描くことで、オリジナリティのあるユニークな空間に仕上げました。
- 野菜をキャラクターに⾒⽴てた壁⾯が彩るマルシェでは、空間を楽しく引き⽴てるだけではなく、フォトスポットのように来客者やメディアが撮影の背景として活⽤いただいています。地元の誰もが知るお祭りをモチーフとすることで、地元の⽅がウォールアートを観たときに喜んでもらえたり、各ウォールアートが、施設全体を盛り上げるコンテンツのような機能を果たしています。
地域の魅⼒をアートに乗せる
「ココにしかない」をアートで創る
地域における集客装置としての賑わいある商業施設。域外から、近隣から、多くの⼈が訪れる場所。施設に⼊るエントランスから、通路、階段まで、隅々まで楽しんで過ごせる施設づくりにお役⽴て出来ました。複数のアーティストによるアートワークは、「楽しさが散りばめられた空間」の中で統⼀感となり、さまざまな空間の個性を⽣み出すことに繋がりました。施⼯中も、施設の⽅々が興味津々で⾒学されて、⼀緒に描くシーンもありました。地域性のあるモチーフは、他にはない独⾃の世界観を⽣み、施設に⾜を運ぶ来客者の⽬を楽しませてくれる魅⼒となりました。
アーティストの視点から再発⾒
アーティストが地域のモチーフを調べ尽くし、⾃分なりの解釈で編集する。そして、アートに昇華し壁⾯にアウトプットする。それは地域の鑑賞者にとって、親しみとともに、新鮮な地域の魅⼒に気付かせてくれる。既成概念や思い込みの多い⽇常が、アーティストの視点が加わると、まるで違った⾒え⽅がする。何気ない壁⾯も、驚くほど活気あふれる空間に変わり、賑わいを産む交流拠点として、施設に⼈が集う⼀助となっています。