- 内装のリニューアルに伴い、カフェエリアの壁⾯にアートを導⼊したい。
- せっかくのオフィスリニューアルなので、社員が⼤切に思ってもらえるオフィスにしたい。
- 動画コンテンツを提供する企業背景から「エンタメとは？」をテーマに社内アンケートを実施。その回答を1つ1つステンシルで構成してビジュアルを制作。社員全員の想いが詰まったウォールアートを、写真参加型でアーティストと⼀緒にペイントし、完成させました。
- 共有スペースであるカフェエリアは、社員間でコミュニケーションを育む場でもあります。⾃由に、社員全員のエンタメに対する想いを、読んで楽しむことが出来ます。社員みんなで創り上げたことで、リニューアルしたオフィスを皆さんが、愛着をもって⼤切されています。
アーティストと共創する⾯⽩さ
オフィスの存在価値が問われる今だからこそ
社員がリアルに集まる場所。会社にとっても、社員にとっても意味のある場所。オンラインでは得られない体温を感じながら、コミュニケーションが⽣まれる空間だと思います。アートを表現する空間は、オフィスを使う社員にとってどうあるべきか、どう感じてもらいたいかをアーティストと⼀緒にディスカッションし、表現する内容を構築していきました。また、社員の⽅に参加して頂くことを前提とするアートプランにし、プロジェクトの担当者様と、多忙な社員の皆様全員が参加可能なやり⽅を検討しました。最終的にアンケート⽅式で、全社員にメールで発信し、回収する⽅法を取りながら、「あなたにとってエンタメとは？」という投げかけに対する回答を集めました。オフィスをリニューアルする機会は、そう多くありません。せっかくなら、この社員の想いを壁⾯全⾯に表現して、社員の皆さんが⼤切に思ってくれるオフィスにしようということになりました。
社員の想いをアーティストが編集する
集めたアンケートを、１枚ずつアーティストの⾚池カンスケ⽒が読み、想いを汲み取るとともに、描くべきビジュアルを考えていきました。社員の皆さんがエンタメに対して感じているジャンルが、旅⾏、映画、スポーツなど5つくらいに分けられることが⾒えてきました。それぞれのジャンルの⾔葉を集め、その⽂字を壁に表現することになりました。その壁を離れてみたとき、絵が浮かび上がってくるというアートプランが出来上がりました。アーティストの⾚池⽒が、社員の想いに寄り添いながら、ステンシルという技法で描く。そして、その描き⽅を社員の皆さんもレクチャーを受け、⼀緒に楽しみながらウォールアートを完成させました。
